「平標(たいらっぴょう)山」(標高1,983m)

 こんにちは、信州東部町の金子(H02)です。

  先日4月9日(日)、群馬の知人と谷川連峰(群馬・新潟県境)西端にあ

る「平標(たいらっぴょう)山」(標高1,983m)に友人は山スキー、わた

しはテレマークスキーを履いて登ってまいりましたのでご報告いたしま

す。

  土曜日は仕事が終わるのが遅く、知人と落ち合って下仁田を出たのが23

時。高速で月夜野まで行き、17号で苗場・平標山登山口駐車場着。車も数

台停まっており、既にテントが幾つか張られている。

  数時間の仮眠ののち、テルモスに茶を詰め準備、出発6:30。別荘地終点

まで1km弱、除雪された道を進む。そこからシールをつけ林道沿いに進み、

やはり1kmほど先の橋を渡ってヤカイ沢に進む。積雪50cmほど。朝方

は放射冷却で相当冷え込み、雪面はがりがりのアイスバーン状態。シール

の効きも弱く、沢をつめて傾斜がきつくなるほどにずるずる滑りはじめて

しまうのでジグザグ登高をはじめる。知人はスキーアイゼンを付けている

ので快適に直登している。テレマークに付くスキーアイゼンはないもの

か?

  それでも大きな尾根に登りついてからは急登に潅木と道がいやらしく

なったので、スキーを担いでアイゼン登高に切り替える。大源太山からの

稜線に合流するころから気温が急激に上昇し、雪の表面はザクザクの「と

ろとろザラメ」状態になる。稜線合流地点までは相当大きな雪庇(4、

5m?)になっているみたいで、雪面の所々に深い亀裂が走っている、ゾ

〜。君子危うきに近寄らず。

  山頂直下は風が凌げたので、早速山頂から軽快に滑り降りてくるスキー

ヤーを眺めながらそこで早めのランチにする。ド快晴で遠くの峰々まで見

渡せるが、この辺りの山域に来ることは滅多になかったので、とても新鮮

な風景である。

  担ぎついでにそのまま山頂まで。到着は10:20、休憩含めて4時間弱の登

りであった。稜線は風が強いので、早々にスキーを履いて下る準備を。そ

れにしても天気が良いせいもあるであろうが、多くの登山者が山頂目指し

てあちこちのルートから登ってくる。徒歩はもちろん、スキーヤー、ス

ノーボーダーが多い。

  10;40滑走開始!山頂から標高差200mは傾斜も緩めでエッジがビシバシ効

く雪質に変化しており、とっても楽しい滑走となりました。ハイマツが現

れるところから、尾根東側の雪庇を避けて(トレースはいっぱいあった

が)、再びスキーを担いでハイマツ帯を下る。そこからまたスキーに履き

替えて、木々の林立する急斜面をギルランデで快適に高度を下げていく。

ヤカイ沢に出るところからは広大な沢を自由気ままに滑走(但し、源頭か

らの落石・雪崩注意)、あまりに快適な雪質にワハワハ大笑いしながら降

りてまいりました。そんなこんなで駐車場着12:10、1時間半で降りてまい

りました。4、50台停められそうな駐車場は車でいっぱい。人気の春山で

すね〜。天気や雪質も良かったせいもあるでしょうが、平標山、とてもと

ても楽しい山ですね。花の百名山のひとつともいわれているようですし、

季節を改め、再度訪れたい山となりました。最後は猿ケ京温泉にて汗を流

し、帰途につきました。

  写真は、スキーを担いでヤカイ沢を詰めているところ、テレマークでの

滑走、山頂直下の登りそして山頂でのものです。